サスを交換するといって1年以上経過してる件についてぼくなりの回答


プログレッシブ412/11インチ。ワイドグライドにこの廉価なサスをつけて、おそらくは10年以上、4~50,000キロは使ったと思う。耐用年数をとっくに超えているんだろう。オイルが漏れてゴムの破片がぼろぼろと落ちるようになった。もう交換しないと駄目だと言い続けて1年以上。中島みゆきは涙も枯れ果ててと歌ったが、僕のサスは漏れるオイルも枯れ果てた。だから今日はくよくよしないで、中古のサスに変えましょうというハナシ。

サスの中古なんてナンセンスだという御同輩もおられるだろう。わかる、アナタの言いたいことはわかる。僕も同感だ。しかし無い袖は振れない。それに、ショックアブソーバーの要ともいえる抵抗、すなわちオイルが漏れきって、周期運動が収束しない今のサスよりひどい物が、そうそうあるだろうか。中にはあるだろう、しかしそんな物は買わない。だから今よりマシにはなるはず。


右:プログレッシブ412/12インチ
左:プログレッシブ440/11.5インチ

なぜ2つあるのかと問われても僕にもわからない。気づいたら2つ買ってた。
ほんとうは足を長くしたい。今はリアが11インチ、フロントは2インチ下げてるからベタベタだ。前後ともぐいーんと足を長くして、峠の悪路もひらひら行けるようにしたいが、諸般の事情でフロントは現状維持。  となると、ほんとうは廉価な412/12インチの普通さが好きなのだが、フロントとのバランスが悪すぎる。なので、今回は440/11.5インチと入れ替える。高級だなあ。現状から0.5インチアップ。

交換はまあ、ジャッキアップして付け替えるだけなので簡単。ボルトを少し緩めてから、ジャッキをフレーム後方にかけてタイヤ設置のぎりぎりまで上げる。サスの交換だけならフレーム固定側のナットは緩める必要無し。ボルトを完全に抜いてサスを外す。ナットサイズは3/4インチ、ヘキサは5/16インチ。

ボルトにグリスアップ、ネジ山にはネジロック剤を塗布。ジャッキの高さを調整しながら新しいサスを付けて、手ルクレンチで締める。左はHIDEMOのサイドナンバーと共締め。ナットのかかりが浅いのでワッシャーを1枚抜いた。頭の欠けていたボルトも新調。クリアランスを確認。一度ジャッキから下ろして馴染ませ、もう一度軽く上げて増し締めして完了。あいにくの雨で試走はできず。

見た目には0.5インチ分ケツがあがった。タイヤとフェンダーの隙間が少し広くなる。でももうね、フェンダーのかぶり方とかどうでも良くなってきちゃった(ほんとうはどうでも良いんじゃなくて、答えに迷っているんだ)。とりあえずはこのサスを試してみようと思う。

 

カテゴリー: WG

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