ウルトラライトな道具たち

DSCF0011

夏の釣行用にロッドを新調。
パームス エゲリア ネイティブパフォーマンス ERNS-53UL/T5
5フィート3インチ、仕舞寸43cmのテレスコピックモデル。

 

なあんだ、テレスコかなんて言わないでおくれよ。僕の釣行はバイクあってのことだから、どうしたって1ピースのロッドなんて手に余る。2ピースだって考えちゃう。それ以上に、僕はミニマムな道具が好きなんだ。だからロッドも、多少感度が鈍ろうがコストが上がろうが、パックロッドのようなコンパクトになる物を選ぶのである。

これまで使っていたものも6フィートのテレスコで、それはそれで別に悪くはないけれど、値段相応というか、感度は少しガチャガチャしたものだった。釣れるか釣れないかは道具の良し悪しとは限らないけど、少し良い道具が使いたくて探していたんだ。

パームスのエゲリアか、ジャクソンのカワセミラプソディにしようと思っていた。なんたってネーミングが素敵じゃないか。たまたまの出会いからエゲリアが僕の手元に来た。

二日酔いの身体を起こして時計を見ると9時。頭がふらふらする。
早起きして釣りに行くつもりだったけどすでに良い時間。これはもうゆっくり出て夕マヅメを狙おう。寝ぼけた頭でそう決めて、再び布団に倒れ込んだ日曜日。

DSCF0002

結局家を出たのはお昼前。ふらふらする頭でフラフラとセローを操る。こんな日はセローが良い。僕のユルい心とセローのダルさとがうまくマッチする。ダラダラと走っている僕の横を、凄い形相で追い抜いて行くポルシェ。ご苦労さまです。

首都高から中央道に乗って、石川PAで小休止。二日酔いの身体が、水分と塩分を同時に欲する。二日酔いの時、僕は醤油出汁の蕎麦が食べたくなる。醤油の塩分が五臓六腑に沁みわたる。ああ、癒される。

DSCF0036

いつもの道志川で、新ロッドのシェイクダウン。
エゲリアはテレスコのダルさなど微塵も感じさせない感度の良さで、まるで腕の延長のように振れた。キャストも決まる、トゥイッチングもし易い。それから、ライントラブルが圧倒的に少ない。

DSCF0018

DSCF0021

ヘタクソほど良い道具を使うべき、というオフロードバイクにも通じるあの感覚。しかしドSの道志川、魚影は濃いが全く食う気配がない。

DSCF0027

ルアーをあれこれ試す、場所も何ヶ所か移動して投げる、日暮れまで粘る、も、一度のチェイスも無いまま納竿。道具が良くても腕が無いのか。

DSCF0016

帰りはした道で、釣れない理由を考えながら粛々と帰る。

 

さて、そろそろ夏休みの計画を練らなきゃ。
奥様孝行をしつつ、どこかの連休でキャンプツーリング釣行を考えているけれど、こうも釣れないと道志川は避けるべきか。東北とか、良いかもしれないな。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。