「マイ・インターン」という映画の中で、渋みを増したロバート・デ・ニーロが「私の中にはまだ音楽が流れている」と訴えるシーンがあるのだが、いいセリフだなと思った。
自分を音楽家におきかえてのメタファーなのだが、つまりは、私はまだやれるというアピールをデ・ニーロが切々と語るのだ。渋いじじい好きの僕としては、映画の内容云々よりもこれでグッときてしまう。
肝心の僕の方はといえば、相変わらずですよ。
ワイドグライドが原因不明の不調で困ったちゃん。燃調がうまくとれてない感じ。二次エアを疑ってインマニのガスケットを換えたり、プラグを交換したりもしたけど変わらず。当てずっぽうにアレコレやっても埒があかないので、主治医のもとにドッグイン。
家人がスポーツスターで付き添ってくれて久しぶりに2台で走ったけど、奥様からは「やっぱ普通じゃない音してる」との指摘。
▽
チキチキVMX14の案内届く。今年の最終戦。
思えば今年はフル参戦したなあ。すっかりわが家の恒例イベントに。何度か参加していくといらぬ欲も出てきて、マシンに対しての不満も頭をもたげる。ギブミー・モアパワー。でもそんな浮気心出すと、機械ってのはなぜかヘソ曲げるので考えない考えない。DTで現役続行。
それで、前回の3時間耐久で1速が怪しかったクラッチを再びのオ-バーホール。
ギアオイルを抜いてケースを開ける。プレートを外してクラッチ板、フリクションプレート、クッションリングをバラす。
フリクションプレートはそんなに減ってないようにも見える。ノギスを持ってないので測れないけど。クッションリング(右上)をひい、ふう、みいと数えると4枚しかない。5枚ないとおかしい。
前回バラした時もそうだったけど、このゴムのリングが熱のせいか摩擦のせいか、あるいはその両方なのか、溶けて砕けてバスケット内に残骸だけが残る。普通じゃないよねこれ。半クラ使いすぎなんだろうか。
こんなただの輪ゴムが874円もする。ヤマハさん、高いと思わないかね。
これとケースのガスケット、折れたブレーキレバーを発注する。
2ストのギアオイルなんてこれまで考えたことすらなく、純正のヤマルーブを使ってきた。さらに言えばエンジンオイルも純正の青缶、ガソリンはレギュラー、全てがベーシック。それで真夏の3時間ぶん回してたら、いくら丈夫なトレールとはいえ駄目なのかしら?
まじない程度にelfの半化学合成ギアオイルを買ってみる。
部品は揃ってるけど時間が取れず放置中。
今晩は、RYOです。
WGは、心配ですね。他人事ながら気をもんでいます。「手放す」なんてことにならないよう祈っています。
さて、イモねじ問題。わがDLは、ポンコツに片足を突っ込みつつもエンジンはまずまず。しかしながら、ここ数年お漏らしが直りません。そうです。プライマリーです。
先日のオイル交換では、水道テープを4巻半。
novotelさんは、いかがですか?対策品などは、出ていないのでしょうかねぇ。
チキチキ参戦記も楽しみしています。
では、また。
RYOさま
こんにちは。コメントありがとうございます。
うちのは約70,000キロですが、今のところ幸いにもどこからも漏れはありません。シリコンテープは2〜3巻きしてたかな?
長く乗っていればいろいろと出てきますもんね。乗り手の方もある程度慣れてきて、不具合もまあ仕方なしとどこか楽観視しております。
お互いはやく治るといいですね。