1年ぶりの渓流釣ーりんぐ

関東が梅雨明けした日、休みをとって道志川に出かける。
奇しくも1年前の今日以来の渓流釣りだったのはまったくの偶然なんだけど、4時半に起きて新調した竿をかつぎ、セローのアクセルを開けた。

新宿駅前を通って甲州街道をひた走る。国道16号から413号へ。2時間走り通してもまだ着かない。かつて通い慣れた道もずいぶんと距離があるなと感じた。いつものガソリンスタンドで給油して、道志みちへの交差点を曲がる。台風の影響で通行止めだった青根地区も、片側交互通行ではあるものの無事に開通していた。

道志みちの数少ないコンビニであるセブンイレブンに寄って朝食を買う。惜しむらくはサークルKが閉店してしまったこと。僕は断然サークルK派だったから。

外のテラス席に座って朝食のパンをかじりながら道志の青空を見上げるとき、ここにサークルKがあってラッキーだなと思った。多くのバイク乗り、自転車乗りの憩いの場であったし、ずいぶん賑わってると思ったものだけど、商売とはこちらのうかがい知れないあまたの事情があるらしい。閉店を知ったときはとても残念だった。

セブンイレブンの枯れたベンチでサンドウィッチをアイスコーヒーで流し込む。暑い。梅雨の揺り返しのように容赦なく照りつける。

櫓沢川への小道を登って、空気がいくらかヒンヤリしてくると、水の音が聞こえてくる。小さな祠と鳥居があるので、怪我のないように心でお祈り。いつもの場所にセローをとめてエンジンを切った途端、油蝉の大合唱が山から聞こえてくるんだな。きたよ、暑い夏がきたよと思う。

鹿留めのゲートを抜けて山道を登る。堰堤を見下ろしながらさらに登る。夏の盛り、木々が鬱蒼と茂って竿を振るのは難儀かもしれない。

いつもの入渓地点から川に降りる。美しい小渓はあまり変わっていなかった。

DAIWA NEO TEKARA 32 シェイクダウン。
マイナスイオンで満たされた小宇宙に、そっと第一投を振り込む。さあ、始まるよ!

 

それからわずか40分後。

 

買ったばかりのテンカラロッド、納竿。
早々に穂先を折るというメランコリー(泣)。しくしく。茂った枝に毛針を引っ掛けたと思ったら呆気なく折れた。嘘でしょ?糸切れかと思ったらリリアンが無い。

あまりにも呆気ない幕切れで失笑。帰ってきた釣れない男。
幸いルアーロッドも持ってきてたので、本流に移動してもう少し遊んでいくことにする。釣れる気なんてしないけど。

椿キャンプ場へ移動。

ルアータックルに持ちかえて、スプーンやミノーを投げる。

いいんだ釣れなくても。のんびりできればね。

帰りの暑さはさらなる危険指数。渋滞にもハマって小さなシングルエンジンは石炭のように熱をもった。あまりに暑くて強烈な睡魔に襲われる。早起きしたせいもあるんだろうけど、人間暑すぎると眠くなるんだな。休みながら帰宅。

これ。

秘密兵器。超絶回転カシラ。

しゃきーん。グレードアップ。

櫓沢川は好きだけどちょっとリスク高いなぁ。新規開拓しようかしら。

 

 

 

 

1件のコメント

  1. 梅雨が明けてここ一週間、猛暑のせいなのか頭の中で道志川の清流のイメージがずっと流れてました。そんなん中、novotelさんの記事を読むと少し涼しくなったような気がします^^

    今度は釣れますように。

    • nmindさん

      毎日暑いですね。ちょっと涼もうかと道志川行きましたが、渋滞してフラフラでしたね特に帰りは。ホント下手の横好き、次は釣れますようにって毎回祈ってます(笑)。コメントありがとうございます。

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