DTのステムをオーバーホール

幸いというか何というか、2台のDTを乗り比べることができて、以前からうっすらと懸念材料としてあったステム周りのガタつきが錯覚でもなんでもなかったと確信する。てゆうか、ガタガタじゃないか。

ちゃんとしてればこんなに安心して突っ込めるもんなのか。これを知っちゃった以上直さないわけにいかない。

モトビで練習走行した翌日、早速フロント周りをバラす。

タイヤ外してフォーク抜いて、ハンドル取って三つ又を分解。

首から上のないオブジェがガレージで絶妙にバランスしてる。こう見ると本当にシンプルだなDTは。エンジンも簡単に下ろせそう。

ステムには汚れたグリスが結構残っている。カラカラに乾いてなくてひとまず安心。前オーナーが一度バラしてるのかもしれない。

ボールベアリングを無くさないように外していく。上部のボールは3/16インチが22個、下が1/4インチで19個使われているはず。

ひいふうみい、と数えていくと上が19個、下が18個しかない。全然足りてないやんけ。このせいか?

ベアリングレースを見てもやはり打痕がある。特に上のレースはガタガタで、ボールが激しく当たってた痕跡が。

下側はそれほど傷はない。三つ又のシャフトに打ち込んだレース下のゴムがちょっと変形してる。前オーナーちょっと叩き込みすぎちゃったか。

 

うーん、ベアリングレースもシールも打ち換えたいところだけど、平日の1週間でこれをやるのは辛い。今週末にはチキチキである。

タガネをガンガンぶちあてて外し、外れたら更に圧入する。こんな作業は慌てずじっくりやりたい。仕方ない、今回は応急処置として、レースは外せる一枚だけ交換。

足りないボールを追加して、たっぷりグリス埋めて組み直すだけにする。今よりは改善するはず。たぶん。

とりあえずパーツを発注して、待つ間お掃除。
古いグリスを拭き取って面を均す。泥汚れも落とそう。エアクリーナーやプラグも掃除して、注油もしてやるからな。

さて、週末までに間に合うか。

 

 

 

 

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