チキチキVMX19

レース前日の夜は激しすぎる暴風雨。

軽トラへの積み込みもできず、とりあえず仮眠。
夜中の3時に起きたら雨の音はしなかった。もそもそと起き出してまだ薄暗い中、荷台にDTと荷物を放り込む。さて、ぼちぼち行くかという時に、見慣れたサンバーが家の前に到着した。

友人の山ちゃんである。

現地近くのコンビニで待ち合わせしていたが、通り道なので来ちゃったと。

軽トラ2台で朝日を浴びながら関越に乗って、川越モトクロスビレッジへ。

午前6時現地入り。案の定、昨夜の雨で路面はクチャクチャである。

もちろんコースにも水たまり。午前中はマディ確定。

でもお日様が燦々と照りつけてきたし、午後にはベスコンになると期待して準備を始める。

前回に引き続き、コロナ禍での開催。
ブリーフィングや表彰式などは行わず、走行時以外はマスクの着用が促されてる。いろいろな不自由さがあるけれど、出来ることをしながら生きていくしか道はないってことを、もう僕たちはわかってる。

今回の変更点は、参加者の膨れ上がったトレールアンドレゴラリータのクラスを、3クラスから4クラスへと分配されたこと。新たにトレール125ccまでのクラスができて、僕たちDTは排気量でのハンデがなくなった。何よりも、フルグリッド28台という大混戦が緩和されるのは、安全面からも歓迎されること。

僕と山ちゃんは新設されたトレールアンドレゴラリータ2にそれぞれエントリーし、90分耐久を2人で走る。
奥様は今回は参戦せず。オフィシャルビブスをホーリーさんから手渡され、カメラマンとして泥まみれのコースを駆け回った。会場の雰囲気は文字よりも伝わると思うし、今回はほぼすべて奥様の写真を掲載しますですはい。たくさん載せますです、ハイ。

受付を済ませトランスポンダを付けて、練習走行開始ー。

はい。数周の練習走行で衣にまとわれました。腕上がりハンパない。しんどー。

走り終わったらアッチでもコッチでも泥かき。

この練習走行で、山ちゃんの’81 DT125のエンジンがお逝きになる。嫌な感じで止まって、押すとピストンがかしゃかしゃいうと。

がーん。まだ1レースもしてないのに。

無情にもHEAT1のスタートがせまる。ワタクシだけグリッドに並びます。

お主の無念はわしが晴らそうぜよ!ずり落ちたパンツを引き上げる。

10数台というゆとりあるスターティンググリッド。素晴らしい。

どーん。

HEAT1、2位。

後半のために体力温存してトップのケツにくっ付いてたが、結局そのまま抜ききれずフィニッシュ。余裕かまして結局ダメな方のやーつ。

山ちゃんDT、しばらく放置して試しにキックしてみたら、あれ?なんかかかりそうじゃね?

押しがけでかかってしまう(笑)。

なんか大丈夫そうなので、HEAT2と耐久を走ってみることにする。一体なんだったんだ・・・。残念ながらHEAT1はDNSなので表彰台は逃す。

このクラスでまともに走れば、彼は恐らくトップである。実際、HEAT2は1位でチェッカーを受けた。DNSが悔やまれる。いや、そうでもないか(笑)。面白ければ順位は二の次ということで。

復活した白DTで、90分耐久のローリングスタート!

しばらく帰ってくるなよ〜、と見送る。疲れたし。

だいぶ走ってくれてから(笑)、チェンジ!

前回の教訓が活かされてないので(キーがオートストップ)見かねてビニールテープで固定。

つ、次で代わって!(ぜーはー)

90分終了〜!

楽しいねえ。

昼メシ休憩。

午後の部。HEAT2へ。

どーん、でマクレる。つか、隣も(笑)。

あたふた。

走りきってこの笑顔ー。

スプリントの総合順位は辛うじて表彰台に滑り込んだらしく、初メダルうれしー。しかし練習走行から最後まで握力が戻らず、体力の衰えを痛感したのでありました。写真見ると肘も下がってツーリングですねい。精進します。

キャブを元に戻したDTは今回かなり好調。ガソリンもレギュラーで良いみたい。次回はタイヤ交換(MX33がよろし)すること。
ホーリーさん、スタッフ関係者の方々、参加の皆様、ありがとうございました!

やっぱ楽しすぎだぜVMX♪

 

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。