メータードライブユニットの交換 〜XLH883

去年までIoTだビッグデータだ人工知能だといってたのに、今年になってまさかみんなでマスクを作る羽目になるとは思わなんだな。

巣篭もり生活のなか、バイクをいじる。

奥様のスポーツスターが6月に車検。こちらはフルノーマルだしユーザー車検で通す予定。まあいつも通り。

スピードメーターが何年か前からスットコどっこいなことになってて、実速度の70%あたりを針が指す。つまりは速度不明である。これでよく車検通ったよね。元来が大らかな性格である奥様は「まあ感覚よ、感覚」とやり過ごしていたのだが、やがてその所在なげだったメーターの針も、ついにはピクリとも動かなくなった。

ついにお逝きになられた。
引導を渡したのは僕が最後に乗ってのことなので、放っておくわけにもいかず、まして車検ともなれば感覚で済ませられることでもない。重い腰を上げて修理に取りかかった。どうせ家にいてやることもなかったし。

スットコどっこいながらも動いていたものが動かなくなったので、まずはケーブル切れを疑う。でもケーブルを抜いてみても切れてない。あれ、違うのか。となると、本格的にメーター本体が壊れたのかという暗澹たる気持ちに。4速スポーツのスピードメーター(しかもkm表示)なんてなかなか見つからないのよね。

たまにオークションを覗いたり、あるいはメーター修理といえばの「日本計器サービス」に出すか悩んだりする日々が続いたが、ふと、ドライブユニットの破損じゃないかという気がしてくる。メーターってそんなに壊れないよね(たまに壊れるけど)。それに思い返してみると、動かなくなる直前に足回りからシャーシャーと異音がしてた。気がする。

メーターからケーブルを外して、前輪を空転させてもケーブルが回ってない。あーこれもう間違いないなという確信を得て、部品を注文。ついでにエンジンオイルとフィルターも注文する。

ケーブルの先がメータードライブユニット。構造はとってもシンプルで、ユニットから出た爪をローターに引っかけてタイヤの回転数を拾うだけである。この爪が折れたんじゃないかと推測。

ジャッキアップしてフロントタイヤを外す。アクスルシャフトを抜くとドライブユニットも外せる。

新旧比較、はいビンゴ。爪がぶち折れておりますな。

本来スムーズに回らなきゃいけないリングが、古いグリス?泥汚れ?ですごく渋くなっている。これじゃあヤワな爪などひとたまりもない。

ローターの溝にも若干の傷。折れたあとも引きづりながら、多少は回って低い速度を表示していたのかもしれません。運が良ければこれで速度表示も直るかも。

で、試走したら直ってた。
「60km/hってこのくらいよね」という当たり前のことが当たり前にある暮らし。帰って奥様に報告したら「何年も狂ってたのに!」と喜びましたとさ(何年もほっとくな)。

帰宅後、興が乗ってきてオイル交換。イキオイ任せにセローも交換。

 

それではみなさま、良いおうちライフを♪