ホムベと湯通しを試みる

朝2枚焼く。

2日前に手ごね、ホームベーカリーでそれぞれこねた生地を焼いてみる。
分量は同じ(粉 170g、水 100cc、塩 4g、イースト 1/3g)

ホムベ生地は発酵が弱い気がするが、時間が経ちすぎてるのでイマイチ判断つかず。機械使うなら、さらに追い捏ね(?)した方が良いかもしれない。

 

僕が今まで食った粉ものの中で、ダントツに美味いと思っているあるパスタ屋さんの生パスタがある。たいして有名じゃない普通のパスタ屋なんだけど、麺の美味さは他のどこのものとも違って、衝撃的に美味い。もちもちの歯触りとか良く言うけれど、僕は大袈裟にもちもちした食感があまり好きではない。だけどそこの生パスタのもちプリ感と、小麦の風味は伊達ではない。もちもち界のレジェンドと勝手に名付けている。初めて食べた時の衝撃ったらなかった。こう書いてる今でも、1時間くらいかけてあの店に食べに行きたい。

パスタとピッツァじゃ違うけど、同じ粉ものとして、僕が目標としているのはあの衝撃的な美味さなのだ。風呂でシャンプーしてる時、夜ベッドに入っている時、トイレで踏ん張っている時、あらゆる時にあのパスタの美味さはなんなのだと考えていた。
あのもっちりとした、それでいてひと噛みするとその返す刀のごとく、すくっと切れていく味わい。あの美味さをなんとかピッツァにも応用できないものか。そしてふと思いつく、生地を焼く前に、茹でてみたらどうだろう。

あとから知ったのだけど、ベーグルの作り方が正にこれで、焼く前に30秒ほど湯通しする。やはりモチッとさせるためらしい。
そこでピザ生地を、沸騰直前の湯に30秒ほどくぐらせて、その後具をのせて焼いてみた。

 

結論から言えば、失敗。
生地がもっちりというより、みっちりしていて重い。味は変わらないけど食感が悪い。やっぱりピッツァには、あのエアリー感がないと。で、この工程は即却下。ある意味予想はついたけど。

普通に焼いた方はまぁいつもの出来。
いつも少し粉っぽい。軽さももっちり感も足りない。焼きのせいだろうか、石窯だと違うのか?生地をさっくりさせるのに、オリーブオイルを生地に混ぜれば良いんだけど、真のナポリピッツァのレシピではこれをご法度としている。あくまで材料は4品のみ(焼く前にかける)。

でも試してみてもいいな。美味くなるなら真も偽りもないし。

 

「今日のひとこと」
やってみなけりゃわからない

 

 

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