マンチズピッツェリア 〜瀬戸内の幸せを呼ぶピッツァ

岡山県瀬戸内市に牛窓という小さな街があって、マンチズピッツェリアはそんな海沿いののどかな街にひっそりとあるピザ屋である。古民家をリノベーションした住居兼店舗で、ご夫婦2人で営まれている。

ずっと行きたかったマンチズに、GWのロングツーリングに日程を組んで向かった。その辺の詳細は姉妹サイトに書いたので、こちらではピッツァについて。

お店の真ん中には一枚板の長テーブルがドーンと渡されていて、初めましての客同士でもコミュニケーションがはかれる仕様。それも良いな、とマンチズならでは緩やかな時間が思わせる。牛窓の雰囲気も相まって居心地の良さはハンパじゃない。

ピッツァは常に10種類くらいあって種類は豊富。ランチセットはドリンク付きや前菜付きといくつか選べるようになっている。ピッツァに前菜とドリンクを付けて+500円。全体的に料金は安すぎてちょっと心配になる。クアトロフォルマッジが1,200円とか見たことない。(今後少し値上げする予定です)

この優しさが伝わるだろうか。
食材は基本的に地産品で、できるだけ身体に良いものを選んでいる。有機野菜や無農薬野菜を、お客が無理なく食べられるであろう価格帯で提供する。

僕が店にいる間も、近所の奥様がスナップエンドウを差し入れに来た。ピッツァと物々交換なのだそうだ。なにその豊かな暮らし。

窯は薪窯で、メタル系カスタム。すんごいカッコいい。2人ともいわゆるタイル貼りのよくあるナポリ窯があまり好きではないらしく(ちょっとわかる)このような形に仕上がった。お店ももちろん、全て手作りという驚きのスキル。4年かかったというからのんびり屋さんにもほどがある(笑)。

「オリーブマルゲリータ&自家製ベーコンと野菜」のハーフ&ハーフ。

ハーフ&ハーフはやはりいろいろ食べたい欲求を満たしてくれる、嬉しいサービスである。マルゲリータは基準になるので必ず頼む。ベーコンと野菜は店主のお勧めとのことでお願いした。

まず「嫌な味」が微塵もしない。食材へのこだわりだと思う。生地も薄くパリふわ。コルニチョーネも香ばしくうまい。優しいー。

本当に驚いたことに、店主(奥様)と僕が小学校の同級生だったことが発覚し、ピッツァの味を冷静に味わえるのか不安だったが、期待どおり、期待以上に旨かった。店主2人の優しさがそのまま入ってるピッツァ。

それ以来、僕のピッツァの師匠として、いろんな事を教えてもらっている。同級生と知って遠慮なし(笑)。また必ず再訪を誓う店である。

 

 

 

 

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