新窯初焼きは30点なれど

毎回バジルを買うのも余らせちゃうし、奥様が苗を買ってきたのを機に自家栽培にシフト。今ではプランターに植え替えて、バジルとシソがわさわさ生っている。

いよいよもって新窯、Ooni kodaで初焼き。

気合い入れて生イーストも用意してみた。

以前ここに「生地がダレる」と書いたら、通りすがりの識者が「捏ね上げ温度に気を使ってみな」とアドバイスをくださった。なるほど、調べてみたら確かに温度は生地の状態に大きく作用する。パン生地にいたっては、さらに厳密に管理をするようだ。

水や粉は冷やしたものを使っていたが、手ごねする間に当然温まる。理想的な捏ね上げ温度は26℃程度。体温より10℃近く低いのか。

このやり方が正しいのかわからんが、水をはったボウルに保冷剤を入れて、生地を適度に冷やしながら手ごねする。

おお、これは低すぎる。

もちろん生地の温度が上がればペタッと柔らかくなるし、下がれば硬さを感じるようになる。生地の触り心地で大体の温度感を把握できるようになりたい。

大体理想的な捏ね上げ温度でフィニッシュ。一次発酵へ。

1時間寝かせてから等分し、番重に入れて二次醗酵。この時の温度管理もきっと重要。低温長時間醗酵させた方が良いらしいのだが、この真夏の最中、ちょっと油断するとすぐ室温が上がって醗酵が進んでしまう。

4〜5時間程度で焼かねばいかん生地感に。早すぎるなあ。

至ってフツーの、いやむしろ慎ましいわが家のキッチンに、存在感抜群のOoni koda。安定して設置できるように、家に転がってた材料で土台を作った。下駄を履かせてるのでグラグラしない。

形から入るタイプなのでOoni用のパーラーも購入。しかしこれだけでは残念な結果になると後でわかる。

ガスの連結菅はそこそこしっかりした物。

プロパン欧米規格>日本規格>CD缶4本仕様
という連結。OD缶運用にするならさらに変換アダプターがいる。これもそのうち買うつもり。

とりあえずCD缶を2本繋いで着火してみる。

やべえ!カッコイイ!

不思議と本体外周は熱くならず。
アーチ型の天井に火が対流して、ちゃんと放射熱を発しているのがわかる。温度計がないので炉床温度はわからないけど、15分ほどプレヒートしてからいざ投入!

くああああああ〜〜〜〜!!!

あ、やばい。奥が焦げる。

当然手前と奥では温度差がある。ピザを回転させなきゃいけないけど、Ooniのピザピールではでかすぎてうまく回せない。もっと小ぶりな円形パーラーをくださいぃぃぃ!(慌)

はい焦げた(笑)

あーあ。

でもなんかですね、焼きの入り方がこれまでとやっぱり全く全然違う!失敗したけど楽しい!あと、想像したより生地が膨らまなかった。コルニチョーネとか。生地そのものに原因があるかもしれないけど。

2枚目。

自家製バジルで作ったジェノベーゼと海老のピザ。

これは海老があまり美味しくなかった(笑)。なんか鮮度がいまいちだったなーもう!ちょっと生臭いし。冷凍モッツァレラだったのもあまり美味しくなかった。生地ですか?30点!

総じて失敗だったんだけど、これはもう伸び代しか見えないぞ。そして何より焼きが楽しい。これから沢山焼いてこいつと仲良くなるぞー。

 

 

 

 

2件のコメント

  1. OoniKODAを使用するにはどういったものが必要なのでしょうか?
    規格変換のアダプターとCB缶変換器などご購入したものをご紹介いただければと思います。

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