上富良野~夕張~札幌 晴れ時々曇り 203km 札幌オリエンタルホテル
めずらしく朝から快晴。今日は1週間ぶりに文明社会に戻るため、札幌へ。
道道135、一面の蕎麦畑の中を進む。山の緑も濃い。
R452で桂沢湖とシューパロ湖のコンボ。
それから夕張に出て、朝メシはまたゆできび150円。安い!甘い!
眠い中トロトロ走り、休んでばかりであんまり距離も伸びず。絶景も見馴れた感あってちょっと散漫に。耐えきれずコンビニの駐車場でゴロ寝。
空が少し曇ってきた。
こういう空を、この旅何度見たことか。少し振り返ってみたり。
漫然とした走りでR274。札幌近く。国道沿いに「源泉100%」の看板を発見し、吸い寄せられるように森の湯へ。昨日野湯だったので身体も頭も洗えてなかったし、ここでさっぱりしよう。ゴシゴシ垢を落としてリフレッシュ。そして札幌入り。
札幌オリエンタルホテルへチェックイン。バイク用の駐車場は無かったのだが、屋根付きの従業員スペースに置かせてくれた。どこに泊まっても、いつも親切な対応をしてくれる。部屋に入って早速着替える。さあ、宴を始めよう。
今日はすすきの祭りがあって、街は大盛り上がり。
まずは腹ごなし。定番だけどジンギスカン「だるま」の列に30分くらい並んで入店。ジンギスカン、生2杯、おしんこ、小ライスでお会計。美味い。
続いて祭のステージでそっくりさんショーを見る。
倖田來未のパフォーマンス力が凄い。氷室京介の仕上がりがひどい。楽しいなあ。
次に大通り公園へ。
サッポロビアガーデン突入。
人で溢れかえってて座る場所さえなく、皆楽しそう。これだよなー。
プレモルを2杯飲んで撤収。
大騒ぎの中、少し落ち着いて飲みたくなって「BARアバンティ」に。
カウンターに浴衣の女性バーテンダーが見えて、またもやフラフラと吸い込まれる。
”アバンティ”の店名も気になった。SUNTORYでAVANTIといえば、僕らの世代ではTOKYO FMの「サントリー・サタデー・ウェイティング・バー」しか思い出さない。
バーテンダーのジェイクが、あの片言の日本語で出てくるとはさすがに思ってないが、なんらかの関係があるのかもと薄く期待した。わからない人はお父さんに聞こう。
店長風の男性バーテンダーを捕まえて聞いてみたら、結局全くの無関係。まぁそうだよね。AVANTIは架空のレストランのウェイティングバーという設定だったが、東京元麻布仙台坂上近辺に実在する、といった細かい設定がなされコアなファンがついた。僕もそこまで熱狂的ではなかったけど、あの客同士の会話に聞き耳をたてるという進行や、ラジオなのにあたかも目に見えるような濃密な空気感が、なんとも洒落ていて好きだった。
さっさと女性バーテンダーに向き合って、まずは赤ワインを頼む。つまみを聞かれたのでチーズの7種盛り合わせ。2杯目にはジャックダニエルのロック。
カウンター越しのバーテンダーと少し話しながらグラスを傾ける。常連客が見慣れない浴衣姿を茶化す。祭のせいもあって、店内もだんだん賑やかになってくる。次第に居酒屋っぽいノリになってきたのでそろそろかとお会計。だいぶ良い気分になって再びステージを見に行く。
ここで、よさこいソーランバトル勃発。
これがねぇ、ホントに素晴らしくて結局2時間くらい釘づけで見てしまった。演者が皆、揃いも揃って笑顔が眩しい。あれはきっとつくられた笑顔じゃなくて、自然に溢れ出た表情なんだと思った。よさこいやりたい!全チームを観覧して、順位結果は聞かずに撤収。お前ら皆一位だよ!
その後は札幌ラーメンの老舗、1953年創業の芳蘭にて味噌ラーメン(750円)で〆。
ホテルに帰って(ツインに変更されてて広い)バタンキュー。
明日は最終日、出航までの限られた時間で道南を巡る。
今晩は、RYOです。
明朝、試される大地を目指します。
元気に帰ったら、報告します。
帰還予定は、9/2。
これ重要ですね。
9日以内に戻るかどうかが、まともな社会人のボーダーラインかと・・・
では、しばしのお別れ
RYOさま
コメントありがとうございます。今頃はきっと船上の人でしょうか。
日程は一般的な9日間ということ。
我々社会人ライダーに与えられた時間は確かに限られたものですが、
何が「まとも」であるかも、自分次第ですもんねぇ。
あっち側の人生がまともでないとは、僕には単純にそうも思えません。
もちろん今の僕に、そんな気概はないのですが。。
新日本海フェリー新造船の最大の恩恵は、最終日にあると思います。
強制送還の日も、半日は遊べます。
では、旅の無事をお祈りしております。コメントも楽しみにしていますね。
良い旅を!