フォークオイル交換

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買ったスプロケットは無駄になったのだが、僕にそれ以上できることは無かった。そもそもできることなどそう多くはない。
なぜスプロケは3Tも落とされていたのか考えたが、むしろ重要なのは、それが何Tであろうと標準の乗り味ではなかったという事だ。もちろん僕はDT125の標準を知らないのだが、3Tも落ちている事に何の違和感も感じないどころか、もっとローギアードにしたかったとは。人の感覚とは実にいい加減なものだなと思う。どんな設定なんだよDT。

違いのわからない男としては、とりあえずフロントフォークのオイル交換をした。
もう少し腰のあるダンピングを期待してのことなのだが、あるいはすでにリジットサスであったとしても僕は気づかないかもしれない。
サスペンションオイルはヤマハのG-15を選んだ。少し固めにしたかった。

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タイヤを外しハンドルも邪魔なので撤去。フォークのトップボルトを見ると15mm程のどでかい六角で、そんな工具は持っていない。15mmのヘキサなんて他ではまず使わないし、合いそうな長ナットを数種買ってくる。

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左から28円、68円、95円の先鋭たち。

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で、28円でピッタンコ。
28円かー、負けた感。

回す。

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トップボルトを緩めたらフォークを抜いて、あらためてゆっくりボルトを外す。

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油断してるとスプリングの張力でガゼルパンチが飛んでくるので抑えながら。

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カラーやスプリングを引っこ抜いてオイル排出。
うーん、何色?水色?後半はどろっとした汚れた黒液。

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スプリングは等ピッチ。呆れるほど単純。

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ストロークさせて古いオイルをなるべく出す。新しいオイル(目の覚めるいちごシロップ)を少し入れてフラッシングし、逆さにしてしばらく放置。その間昼飯のカレーを食べる。レトルトのバターチキンカレーだが侮れない旨さ。

オイル量は186cc。ちなみにこの頃のDTは、一年ごとに仕様が結構違う。特に初期型(2NO)から2型(3G7)の変化は大きく、一年でこれだけ変えるとは、よほど初期型はアレだったのかと推測する。フォーク径もシートの長さもタンクのマウントもトリプルの形状も、小憎らしいほど微妙に変えてるので希有なDTフリークは注意が必要だ。フォークオイル量も2NOは146ccとなっている。いずれも油面設定は無い。昔はあんまり無かったようだ。

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オイルを規定量の半分ほど入れ、10回ほどストローク。その後手で圧をかけながらエア抜きをする。残りを入れ、同じようにしてから少しオイルが落ち着くまで置いておく。フォークブーツのおかげか、インナーは綺麗で漏れもないのでシール交換などはせず。反対の手順で組んで終了。次回の練習でなにか違いがわかるのか。

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前から気になっていたエアクリーナーボックスの、穴・・・。

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試しに外してガンと吸わせてみるか・・・

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なんか届く。

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台湾YUASA・・・。とゴムたち。WR用。

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で充電と。

 

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東日本大震災から6年。嫁さんは岩手県大鎚町へ。

送られてきた灯籠流しの写真。
当たり前の日常、当たり前に家族がいること、こんなふうに好きなバイクいじりができる事。感謝しなくてはいけない。

 

 

 

1件のコメント

  1. 試しに外してガンと吸わせる・・・なんて男らしい響き♪
    いつみても羨ましいガレージ。
    今度、新たな相棒とお邪魔させてくださいな。

    • ややっ!決めましたかニューカマー。
      もちろんいつでも遊びに来てください。
      一見キレイに見えますけどただの物置小屋ですが。

      これから良い時期ですね、新しい相棒にテント積んでキャンツー行きましょ。

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