道志川支流 櫓沢川のチビヤマメ

DSCF0001

週末の時間が空いた時は、相変わらず渓流釣りに行っております。
片道100kmほどある道志村も、毎週のように通っているのでもはや特別感はありません。何度も行くので高速道路なんて乗りません。ケツの痛みに耐えながら、いつもした道で向かいます。

道志みちに入るとあそこを走るライダー達は、なぜかしきりにピースします。
いや僕は好きですよ、されれば手を挙げますしね。でもなぜあの道に入ると途端にフレンドリーになるんでしょう。他でもやってるなら分かるんですけどね。

今日もセローで櫓沢川。
渓流釣りをする人は、自分の釣り場所を詳細に明かしたりはしません。人が集まって場が荒れたら嫌ですから。でも僕は、「某⚪︎川水系支流A川で尺イワナ!」とか「静岡県某B川源流で良型アマゴ!」とかいう記事がうっとうしくてたまらない口ですので、さして詳しいわけでもないですが隠しません。環境破壊さえしなければ、行けばええやないかと。

DSCF0006

ここから先は徒歩です。ゲートは開けたらしっかり閉めましょう。

DSCF0009

営業をやめた「やぐら沢キャンプ場」跡地を抜けて行きますが、廃墟がそのまま残っていますので、いささかの不気味さは否めません。臆病な人は一人だと少し心細いかもしれませんね。

DSCF0010

もっとも、林道を分け入って山深い渓流で釣りしようなんて行為そのものが、心細い以外なにものでもありませんから、単独行が苦手な人は注意が必要です。僕も釣りをしながらついつい背後を確認してしまいます。シャンプーしてる時に後ろを振り向いてしまうように。

DSCF0014

ここにはおらんだろうと思われる道志のような山でも、自分の存在を知らせるための熊鈴は持って行きます。熊以外の動物や、人だって時には怖い存在ですしね。

DSCF0011

DSCF0025

DSCF0018

DSCF0012

堰堤下でも釣れますが、最近は堰堤を脇に見ながら林道を歩き、上流へ向かいます。

DSCF0024

気になる脇道があったら少し散策したりします。オフロードバイクで走れるかな?なんて視点で少し歩いてみたりします。この左へ上がっていく林道は結構先へ続いてました。

DSCF0020

櫓沢川はそれほどハードな渓流でもありません。多少崖を登ったり、藪をかき分けて川へ下りたりはしますけど、こんなトレッキングルートが残っていれば楽なもんです。

DSCF0034

入りやすいところから川へ下ります。
相変わらず美しい清流に陽がさして、なんとも言えない小宇宙。

DSCF0032

入渓後から若干の中腰姿勢でリバートレックしていきます。岩の陰に隠れたり、身を隠すところがない場合は姿勢を低くして、魚に見つからないように近づきます。

DSCF0029

DSCF0037

DSCF0046

伝承毛鉤を結んで流れにスッと乗せると、瀬尻でパシャっと食ってきました。ここのヤマメは腹がオレンジの個体をよく見ます。

DSCF0052

何匹かチビが相手してくれましたが、大物には出会えません。だいたい20cm未満が多いのです。

DSCF0054

せめて7~8寸あれば、その場で火を起こしてイワナ(ヤマメ)定食にしようと目論んでいるのですが、なかなか食えるサイズが釣れず。カップヌードルでお茶を濁しているのです。

 

さて、7月末の北海道行きが決まりました。
タイミングが合えばオショロコマでも釣ってみるかな。

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。