ツーリストは14,000キロ走ると四角くなる件

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IRCのツーリスト(TR-011)をセローに履いて、どこまで使えるもんかと14,000キロ履き続けていたら、偏平率がおかしなことになって車みたいに真四角になった。スタンド立てなくても自立するのではないか。

でも、14,000キロも走ってまだ辛うじてブロックが残っているとは、むしろ耐久性は高いと言えるのかもしれない。このタイヤはトラタイヤなのでとても柔らかいのだが、ゴムの硬度と減り具合は比例しないのだろうか。

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貧乏根性、ここに極まり。と穴があくまで使ってみようと思いかけたが、山梨県の山中においてパンクでもして身動き取れなくなっても困る。あまつさえ奥様が仕事に行った際に穴でもあけば、かなり由々しき事態となる。おわかりの通り、セローはわが家の稼働率ナンバーワンマシンなのだ。それで、いよいよという感じで交換することにした。

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新しく買ったのは、まだ丸みの残るやはりツーリストである。パンと張りのあるボディに髭が真新しさを主張する。むっちりボディにびっしりと毛が生えてるなんて。
タイヤと畳は新しい方が良いとは先人もよく言ったものだな。

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気を良くした僕は、見ぬふりを決めこんでいたバッテリーも変えてやることにした。だいぶ弱っていたものを、充電しながら誤魔化しで使ってきたのだが、それでも普通に走ってしまうセローが僕は誇らしい。しかし、初期型のヘッドライトは30wととても暗いことに加えてバッテリーも死にかけなんてあまりに不憫に思えて、新しい中国製バッテリーを買った。

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超納豆。

お値段は国産純正品の半分程度。評判も悪くない。液を入れて充電しセローに積む。
セローを出してキックを踏む。いとも簡単にタッタッタとアイドリングする。
夕暮れの街をビール買いにひとっ走り。今日もセローは絶好調である。

 

 

 

カテゴリー: 1KH

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