酒と泪と男と骨折

骨折してから知らなかったいろいろが見えてくる。これはかなり社会学的なテーマだ。
まず会社の人間の9割に「え!バイクですか?」と聞かれる。皆見えないハンドルを握ってアクセルを捻るジェスチャー付き。僕がバイクに乗っていることなど知らないであろうお偉方までその有様。その度に「いや、釣りで」というしょーもない返答をするのだが、なぜか期待に応えられなくてごめんという申し訳なさを伴う。聞いた方も「ああ、そうなんですね・・・」というある種の落胆が見える。なんでやねん。もういっそバイクってことにしとくか。

そして僕がバイク乗りだという社内啓蒙がここまで進んでいたのかという驚き。まあ会社に20年もいれば知ってるか。残りの1割は僕の左手を見るなり「マジっすか!」という半笑いの興味を全力でぶつけてきたり、なかには「これ?」と言ってファイティングポーズからのジャブをくり出したりする。40を過ぎたおっさんが骨折するような喧嘩などするか。

ということで、バイクにも乗れないし必然的に増える酒量よ。
以前の部下が今月で退社するということになって、辞める前に一度話したいと言ってたので昨夜誘ってサシ飲み。ビールに日本酒からのワインとハシゴ酒。うーしんどい。立場上仕方がないんだけど、結局彼の愚痴をふんふんと聞き続けて、面白いジョークもなく次の職場でも頑張れと励まし、そんでもってお会計はもちろんこっち持ち。うーわかってて誘ったんだけどしんどいわ。お前、少しはオレを楽しませろよ(笑)。

なので休みの今日は家にこもってエンタメざんまい。「チアダン」見たり(笑)。
よし、明日から頑張る(今日も頑張れ)。

 

 

 

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