MANXMAN GARAGE BABY SPALTO

ネットで買った安物のスパルトテールに付け替えてから、3年ほどが経つ。もう、3年も使ったのか。

それまで付けていたHide Motorcycleのサイドナンバーを変えたのは、法改正で縦ナンバーが禁止になったからという理由もなくはないが、むしろキャンプ道具などを積むとテールランプが隠れて視認性が悪かったから。

気分を変えたかったこともあってアルミボディの安物を買って水研ぎして、まあこれなら使っても良いかという質感になったので取り付けた。それが3年前。
でもその時からマンクスマンガレージの「ベビースパルト」に惹かれていて、いつか欲しいなー換えたいなーと思いながらの3年経過。

この度ようやく手に入れたのでいそいそと付け替える。むろん、自分でやる。

これがマンクスマンのベビースパルト。小ぶりな砂型鋳造のテールランプ。地肌の巣穴も含めて無駄のない美しいプロダクト。見てて惚れ惚れする。もちろんガラスレンズ。

やはり、汎用品はボディが大き過ぎるのである。プラスチックレンズも少し出過ぎてる。並べると前後長は半分ほど。

ベビースパルトの配線は2本。元のスパルトは3本。
車体側の配線を引き直すのも面倒なので、内部のソケットと電球をこれまでのものと移植する。また得意のニコイチである。穴位置が全然違うので、フェンダーの穴を開け直す。古い穴が残ってしまうけど、とりあえずナンバーの下に隠れてしまうのでそのまま。そのうち蓋するか塞いでもらおう(多分しないな)。

ナンバーのステーも穴を開け直して取り付け。本当は古いマイナスネジで付けたいけど持ってない。

点灯確認してできあがり。

取り付けたテール周りをしげしげと眺める。
テールランプそのものは200%美しいけど、それが全体の一部に組み込まれた時、必ずしも調和するとは限らない。今回もまあ50%か。交換前は30%。すまんな、良さを活かしきれなくて。

MXMGの良さはテールランプにとどまらず。バイク全体をまとめあげる抜群のセンスである。僕はきっちりとキメ過ぎた「カッコ良すぎる」バイクがあまり好きではない。その辺のさじ加減をキラ星のごとく撃ち抜いてくるのがMXMGの巧さである。

いかにもカッコイイでしょ、ハンサムでしょ、って感じのスタイルはむしろダサく思えてしまう。程よい「抜き」や「外し」があるバイクが好き。バイクを少し外して作るってなかなかできない技である。僕自身もそんな芸当はできなくて、ワイドグライドのスタイルに満足してません。MXMG水品さんのセンスはこの2台を見てもよくわかる。

 

とか言いながら、実は純正が一番なんじゃないかと最近は。

 

 

 

 

カテゴリー: WG

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