SSTR2015 ~プチ・プレラン

 

天気も良かったので、SSTRのプレランをひとり敢行。

バイクと人間にどのくらい耐性があるか、実際に走ってみたかった。大胆に生きているか、といつも自問してはいるのだが、実際の僕はまことに小心者だ。宿が取れれば一泊することも考えたが、諸般の事情により日帰りに決定。なので、プチ・プレラン。さすがに日帰りで石川県まではつらい。ひとまず岐阜の平湯温泉を目指してみることにした。行けるところまで行って引き返す、行って来いツーリング。

朝4時30分に起きて身支度をし、5時40分に家を出る。スタート地点となる日の出ポイントまでは省略させて下さい。心の中の風間深志にそうことわってから、おおよそ時間の当たりをつけて自宅を出発した。西神田から首都高に乗り、そのまま中央道へ。松本まで高速を使い、そこから先は下道を走った。

結果から言ってしまうと、平湯温泉で温泉に浸かり、ざるそばを食べて引き返した。トータル550km。21時30分に帰宅。走ってみての収穫は「いろんな意味であまり余裕は無いぞ」という実感だ。そして、頭が真っ白になるほどのケツの痛さに耐え忍んだツーリングだった。わかっていた事とは言えすっかりメゲた。笑ってください好きなだけ。

バイクにも不安要素が発覚。アクセル開度3/4~全開域で、ボコボコいって吹け切らぬ。ゆっくり開けようがガバッといこうが変化なし。今回高速道路は使うつもりなので、これではかなりストレスが溜まる。標高が上がるとさらに顕著で、八ヶ岳近辺は長い上り坂でもあり、ほとほと難儀した。頑張っても80km/hしか出ない。後続車に轢かれそう。たまらず八ヶ岳PAに入り、怪しい箇所(自分が手を加えた箇所)をイジってみたが、あまり改善しなかった。セッティングが合ってないのかしら?わからん。とりあえずキャブをOHして様子を見る。

人間の方はどうかというと、日帰り550kmは最長の部類で、距離だけ見れば千里浜まで着く距離だが、時間的にはオーバー。予想を裏切らないケツの痛さ。高速道路でスタンディングというわけにもいかず、微妙に位置をずらしたりモニョモニョしてみたが、焼け石に水だった。どうしても耐えきれなくて休憩が増えた。

走る予定だった安房峠は倒木による通行止め。復旧にもしばらくかかりそう。WRを選んだわけは、できれば峠道や林道を加えたかったからだけど、時間的なことも含めると、あまり寄り道はできないかもしれない。つまりは、WRという選択で良いのか、疑問を残すツーリングとなってしまった。



車両の変更は可能らしいので、WRかハーレーか、もう一度考えてみなければならない。風呂に入りながら、悶々としたけだるさだけが残った。できればWRに、あのSSTRのゼッケンを貼りたいんだけど。

 

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