DOA2017 in Mother Farm

Door of Adventureが素敵だなと思ったポイントのひとつに、ロゴやゼッケン、ステッカー、インフォメーションシート、参加賞のTシャツなどなど、これらのデザインがとても洒落ているという点にある。

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このデザインのことに誰も触れないけど、こういったセンスの良さってイベントそのものの質を一段高めると思うんだ。こういうアイテムが格好良いと、参加する方もアガるしね。
参加賞のTシャツもらってちょっと嬉しいって思うこと、実はそう多くない。ラリーという内容に直接は関係ないけれど、僕が真っ先にこのイベントに注目した点は、そんなところにもある。

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前日のマザー牧場入りは、昼過ぎ到着をめどにアクアラインに乗るも、吹流しは終始真横の超突風。電光掲示板の表示は風速17メートル。スパーンと一車線くらい吹き飛ばされる中、ケツの穴を強烈に締めてどうにかアクア超えする。しかし嫁さんの姿がない。ハートが折れて渡りきれずまさかの後退。

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恨めしそうな目・・・すまん、嫁よ。

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それも無理からぬほどの強風で後で聞いた情報では、館山道では車が横転したそうな。恐ろしすぎる。木更津を目前にしながらも引き返し、さらに京葉道路で迂回という「の」の字走行をしてこれもう冒険の扉開いちゃってるぞと。マザー牧場行くまで200kmくらい走ってもうWR乗りたくないぞと。ツーケーいてーいてー。

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19:00、なんとか無事にマザー牧場着。終わり間際のジンギスカンを慌てて腹に収める。

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翌朝は気持ちの良い快晴。芝のサイトに無造作にテントとバイクが並んでる光景って、それだけで盛り上がる。すごく良いロケーションだった。

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今回はWR250F二台と、納車したてのYZ250FXの三台、奇しくもチームヤマハ三人で走る。YZは前日夜中の3時半に納車整備が終わり、慣らしかねてのシェイクダウンってなんだそれみたいな。

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初参加のDOA。そのコースは起伏に富んでいてまったく飽きさせなかった。以前行ったことのある林道もいくつか走ったり、かと思えば良くこんなトコ見つけましたねっていう獣道みたいなところまで、房総半島をとにかく満喫できた。

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なによりコマ図という体験ができたこと。アレを見ながら200km以上走るって、考えてみたら当たり前なんだけど、次の曲がり角を毎度確認するってことで、それを一日繰り返していたら当然疲労度も増す。だけど、ある意味景色も違って見えた。

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タミヤドライヴは期待通り、いや期待以上に働いてくれて、何十回も操作したけど壊れることなくコマ図を送り出してくれた。手動か電動かの違いはやっぱり大きいと思う。ハンドルから手を離さず操作できるのは、本当に楽だったね。逆回転ができる点も重要。

元KTMジャパン代表のN口さんもDRで参加しており、朝マッタリとおしゃべりした。
僕の自作メーターを見る。

「へえ、自作したんだー」
「ウィーンウィーン」
「・・・えー動くのー!?すげー!」

それそれ、その反応もっとください(笑)

 

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肝心のラリー内容といえば、ゴールがもう18時近くなってしまって、会場はほとんど撤収の様相を呈しており、なんかものすごく消化不良な終わりかたになってしまった。
オドメーターもQPもCPももうどうでも良いってほど遅かったらしく、一日数字とにらめっこしてた結果がなにもわからないって、すごくやり残したような残念な気持ちだった。
恐らく最期のダートは「Victory Run!」みたいな気持ちの良いフラットダートだったと思うんだけど、そこも走れずスタッフに先導され違うルートで帰還した。だからDNFだね。

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もちろん自分たちのせいなのはわかっている。「競うのはスピードに非ず」とアナウンスされていたのもあって、あまり先を急ぐ走りは確かにしなかった。それでもしっかり休憩したのは昼食くらいかな。入った蕎麦屋がなかなか出て来なくて少し焦りはしたけど。次回はもう少しペースアップする必要がある。

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今回三人で一緒に走ったけど、仲間と走った方がより一層楽しめると思った。後ろの人はただついて行くだけで、コマ図の楽しさを味わえないのではと思っていたけど、全然それは無い。後ろでも見ちゃうコマ図。むしろ単独でロストした不安ったらないね。ここわかんねーって仲間に言いたい。

普段走る200kmより数倍疲れたけど、でも楽しすぎた一日だった。
チャレンジセクションは期待通りだったし、満開の桜も印象深かったな。難易度的にはどうなんでしょう、ビッグバイクな方は慣れてないとそれなりに大変そうでしたね。柚子ノ木林道からの繋ぎなんかは結構掘れてたし、勾配もあったんででかいと大変だなと。ちょっと骨のあるイベントに出たいって人には楽しめるラリーツーリングだと思う。

主催者の山原様、各協賛店様、スタッフ関係者の方々、素晴らしいイベントでした。また参加したいと思います。

終わって帰りの自走はなかなかの苦行。次回はトランポにすべし。

 

 

 

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