P-153ウルトラバーナーの火花が飛ばなくなってから久しい。
そもそも思い返せば、これのイグナイターで着火した記憶がない。毎度ライターで着けてるけど微妙にストレス。それで、修理に出すことにした。
修理は販売店を通して頼んでねとあったので、神保町のさかいやスポーツ エコープラザへ。
店員のお兄さんに症状を説明して修理依頼。見積りを取ったうえで修理スタートとのこと。
あとでAmazon見たら点火放置だけ買えたみたいで、自分で交換しても良かったかと思ったけどまあいいや。小さな気になりがひとつ解消。
よし、次。
買ったままにしていたメスティンのバリ取りをして、米のとぎ汁で煮出してシーズニングする。
Esbitに乗せてご満悦。これ以上ないシンプルな炊飯道具。
買ったまま放置してたモーラナイフのパッケージも開けて、持った感触を確かめる。
安いし気兼ねなくガンガン使えそう。
次。
ダナーゴアライトはとてもラフに履ける靴で、バイクの時はもちろん、街履きとしても10年ほど愛用している。20年選手になるREDWINGのエンジニアも、CHIPPEWAのスエードブーツもそれぞれ気に入ってるが、歳を取ったせいかダナーが頭ひとつ抜けて良い。気負わず履きやすく疲れない。
ソールがかなり減ってしまって、張り替えなきゃとずっと気になってた。
こいつもやっつけてしまおう。
リュックにダナーを入れて武蔵小山の「rongo rongo」へ。
靴底の張り替えはもちろん、バッグやベルトなど革製品の修理やカスタムをやってくれる。たまたまウェブサイトで見つけたお店なんだけど、僕は以前戸越銀座に住んでいたので、この辺りには懐かしさもあって行ってみた。
あと、メールでの問い合わせは受けないよとか、なんとなく硬派な感じも気になって。
武蔵小山で電車を降りて、目黒通り方面に歩いていく。うーん懐かしい。三宝カメラにもよく行ったなあ。
お店というより工房のような店内では、若い店主がひとりで切り盛りされていた。先客のお姉さんがレザーサンダルのカスタムについて相談している。終わるまで待っていたんだけど、少し入りくんだ話になりそうで、「あ、お先にどうぞ」と譲ってくれたので、僕はダナーを出してソールの張り替えをお願いした。
「ええと、同じビブラムでいいですか?」
「いえ、ちょっと気分変えたくて。4014でしたっけ、白いの」
「ああはい、これですね」
店主はそう言って白いビブラムソールを出してきて、底に当てた。
「この縫いの下から剥いで、張り替えってことで大丈夫ですか」
「オッケーです」
「承知しました。1週間くらいですが」
「オッケーです」
張り替えの代金は9,720円。たぶん相場より、少し安い。
じゃあ、お願いしますと言って、先客のお姉さんに会釈して店を出た。
日差しが容赦なく照りつける。でも僕は、いくらかスッキリした気分で駅まで歩いた。
ダナーゴアライトいいですね!渋い。実は北海道へ行く前にダナーナイト買うかどうか迷いましたが、結局買わずに行きました。でもずっと心のどこかにダナーナイトがあって忘れるころに買いたい病が再発します(笑)。
nmindさま
コメントありがとうございます。
ダナーライト、大好きな靴でホントお勧めです。良いですよ。
でも歴史的にもいろいろある靴で、ダナーブランドは現在ABCマート傘下にあるかと思います。企業ですから買収自体は致し方ないことなのでしょうが、同店で見たダナーライトは、正直ちょっと感心できない品質でした。ペラペラやないかと。値段も安かったと思います。ユーザーとしては非常に残念な気持ちになりました。偽物というわけではないと思うんですよ。でもね、品質がね。
この辺のことも調べればいろいろ出てくるかと思います。
これなんかも多少参考になるでしょうか。
http://genky.jp/2014/03/26/danner-light/
もしお買いになるなら、ぜひご納得の一足をお求めになっていただきたいと思い記載しました。参考になさってください。
なるほどなるほど!やっぱり奥が深いんですね!いいリンクありがとうございます。参考させていただきます。買ったら自慢させてください(笑)。
それとダナー「ラ」イトですよね。一番最初にダナー「ナ」イトと覚えちゃってなかなか治らないですね(汗)。これも直してきます!