こねるべしこねるべしこねるべし

夜、2枚分こねる。

・カプート 200g
・水 130cc
・塩 4g
・イースト 1g

1枚の分量をやや多めに(粉 170g→200g)。
水の比率もほんの僅かだけど増やしてみる。

生地にオリーブオイルを入れたり山芋加えてみようかと考えたり、いろいろ迷走したけど基本に立ち返り、真のナポリピッツァ4つの材料で手ごね開始。
Netflixで海外ドラマ見ながら、30分はぐりぐりやる。ただこねているだけだと時間が長くてメゲるけど、「ながらゴネ」なら結構頑張れる。海外ドラマへの意識が3分の1、生地への意識が3分の1、いつ焼くかの意識が3分の1。

おそらく今までで最長のこね時間(といっても30分)
1時間寝かせたあと2分割して、4時間常温で二次発酵。良い発酵具合。本当はそのまま焼成にいきたかったけど、食べられないので冷蔵庫へ。

結局、焼いたのは二日後の朝。平日の出勤前に慌ただしくマルゲリータを焼く男。
あまり期待してなかったんだけど、明らかに今までの生地より美味い!もっちりしてる。え・・・?なんで?

・・・こねだ。

こねる時間でこれだけ生地の仕上がりが変わるんだ。わかっているようで出来てなかった。やっぱり30分はしっかりこねて、きっちりグルテンを出すのが正解か。
師匠なんて居ないから、いろいろ読んだり調べたりしてその情報たちに惑わされる。結局、いろいろやって試してみるしかないんだな。

だけど、繊細だなピッツァって。大衆的な食べもののように思えたけど、僅かな違いで出来上がりが全く変わる。こね、発酵、伸ばし、焼き。これ全て重要。

今日のひとこと
「難しいから面白い」

 

 

くる食キッチンカーズ夏祭り

以前ゼミに参加した「くる食キッチンカーズ」の夏祭りへ。
千葉県我孫子市まで遠征。

ついに噂の「蛸魂焼き(たっこんやき)」を食べる機会が。
代金をお支払いしようにも受け取らず。ありがたく頂戴する。

イキオイ込んで食べてしまったので食べかけだけど、なるほどこれは美味い!
ベースは和風出汁。「やみつき塩」と「伝説の味噌」がきざみ葱と相まって、今までのたこ焼き概念をひっくり返される。大葉も良いよね、熱々をハフハフ言いながら頬張るとしみじみ美味い。

夢中で食べてる僕に、ベジカフェさんがすっとスムージー(桃とマンゴー)を差し出してくれてこれもご馳走に。これまたタマラン美味さ。熱くなった口に冷たい果実が沁みわたる。
他にも食べたいものが沢山あったのだけど、お腹いっぱいで叶わず。また次回に。

大変美味しゅうございました。ごちそうさまでした。

 

 

「Pizza Indy’s」〜生地の秀逸さがハンパない幸せレベル

7月2日(日)

・マルゲリータ、自家製ベーコン&トマト&季節の野菜のピザ(ハーフ&ハーフ) 1,250円
・Indy’sサラダ 850円
・ジンジャーエール 280円

開業当初はクイックデリバリーでのキッチンカーで3年間営業され、その後南房総の千倉に固定店舗を構えて10年とのこと。

以前からその存在は知っていたのだけれど、機会をのがしていて今回初訪問。バイク乗りたちがツーリング途中に立ち寄る店というイメージがあったけど、きっと地元にも愛されてる素敵な店なんだと思う。気さくなご夫婦の人柄とうまいピザ、必ずもう一度食べに行きたいお店。

 

Indy’sサラダ
オリジナルドレッシング、奇をてらわずの丁度いい美味さ。身体に良い気しかしない。

ピッツァ(ハーフ&ハーフ)もぎたてバジル添え
思わず唸るうまさ。なにこれ?この薄さなのにもっちりして、それでいて全然重くないのです。コルニチョーネの幸せレベルがハンパない。比べること自体がおこがましいんだけど、自分が作るピッツァは、ピッツァのようなものであって、まるで別の食べ物なのだと痛感した次第。

生地に軽さを出すためにはどうしたら良いか悩み、「山芋入れたら」なんてお好み焼き的発想にまで到達していたのだけれど、もう、そういう次元ではないのだと。小手先ではない凄みを思い知りました。これは石窯による所以だと思いたいなぁ。結構大きめだけどペロリといけちゃう美味さなのです。

もう生地が秀逸すぎて、具とかなんでもいいよね(旨いけど)。目標とするピッツァがそこにはありました。

今日のひとこと
「見つけた!」

 

Pizza Indy’s

 

 

真のナポリピッツァから外れてみる

6月30日深夜
仕事帰りにこねる。今回は3枚分。

・粉 255g
・水 150cc
・塩 5g
・イースト 約1g
・オリーブオイル 大さじ1弱

「ちょっとのイースト」で作るベーグルとピザの本(主婦と生活社)幸栄著 のレシピを少し参考にする。こちらは本当に家庭のピザで、お母さんが娘のために焼くような優しいピザである。

生地には軽さを出すために、オリーブオイル大さじ1弱を混ぜた。「きび砂糖」もレシピに加えられていたが、今回砂糖は入れなかった。真のナポリピッツァではこれらを入れない。でも美味しくなるならナポリピッツァに拘らない。

こね始めて生地がまとまってきたら、わりとすぐ休ませる(10分)。
その後、本には3分のこねと書いてあるが、さすがに短いので15分程度こねて、ボールで3時間発酵する。

2倍程度の大きさに膨らむ。空気含んでいい感じ。
カードで放射状に3等分して丸め、まな板の上に間隔をあけて並べ、絞ったぬれぶきんをかけて休ませる。本ではこのあと20分のベンチタイムをとってすぐ焼くが、真夜中なのでダレるの覚悟でそのまま二次発酵させる。パン屋さんとか、いつ寝るんだ。

 

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7月1日 8:00
顔も洗わずピザを焼く。奥様が出かける前に食わせろとうるさいので。

1枚目 マルゲリータ

2枚目 ソーセージと玉葱

3枚目 ミックス

まぁ、そこそこ美味いとは思うんだ。が。

<具>
マルゲリータは良いバランス。オリーブオイルかけ忘れたけど。トマトは美味いけど、チーズとバジルが素材的に今ひとつ。やっぱあそこの八百屋で買おう。
ソーセージは肉肉しい感じが出すぎちゃうので、使うならハーブ入りの方が合いそう。玉葱のお惣菜感満載。いろいろちょっと、定まらず。

<生地>
オリーブオイル混ぜはやっぱりかなり軽くなる。でも、もっともっと軽くしたいんだよなぁ、さっくりと。どうしたら良いんだろう・・・・あ、あれか?次回試してみよう。
上面は焼き色足りず。魚焼きグリルの限界。トーチで炙ろう。
下面、アルミホイル+オリーブオイルで、生地が部分的にべちゃっとオイリーな焼け方に。ピザストーンが入ると良いんだけどサイズが合わず。

 

奥様の採点 30点
かれぇ(泣)